シュアーMMカートリッジ V15Type3

シュアーMMカートリッジ V15Type3

 

カートリッジ Shure V-15 TYPE V

 

V15TYPE3

 

 

V-15 TYPE 3

 

 米シュアー製で、1973年から市販されたMMカートリッジの雄です。2008年6月に程度の良いものを入手することができました。’73年当時の市販価格は35,000円で、MM型としてはかなり高価な機種でした。

 

 V-15シリーズは、TypeT、TypeU、TypeV、TypeW、TypeXまであり、最も高価だったのはV-15 VXMRと呼ばれるもので、MM型でありながら57,750円もしていました。人気はダントツにTypeVが高く、あの「ベイシー」や「カウント」でも使用されています。

 

 

 アメリカ製
 型番:V-15 TYPE 3
 発電方式:MM型
 周波数範囲:10Hz〜25,000Hz
 出力電圧:3.5mV
 針圧:0.75g〜1.25g
 適正負荷:47kΩ
 針先:0.2ミル×0.7ミル楕円針
 重量:6g
 1973年発売
 定価:35,000円

 

 下記は当時のカタログから抜粋したものです

 

 「V-15 TYPE Vの特に優れた特色は、全く新しく開発されたラミネーテッド・マグネティック・コア及びきわめて精巧かつ優美に設計され、実効質量を25%軽減したスタイラス・アッセンブリーにあります。

 

 その結果(1)かつてない超軽針圧で最高のトラッカビリティーが得られます。(2)どの周波数においてもむらのない、驚異的にフラットな周波数特性です。(3)V-15 NEW TYPEUをもってしても得られなかった、さらに広いダイナミック・レンジ。そして(4)これらの素晴らしい特性が出力をロスすることなく得られます。

 

 V-15 TYPEVは、カートリッジ自身の音を全く出しません。レコードに録音された音の世界にカートリッジが介入することは全くないのです。したがってV-15 TYPEVで再生された音は、特に付加された”甘さ”、”柔らかさ”、”はなばなしさ”はありません。つまり、原音そのものを忠実に再現するのです。

 

 V-15 TYPEVの色づけのない音質はメロディーとハーモニーを持ち、多様な最新のレコーディングテクニックを駆使して作られたあらゆる種類の音楽−バロックからロックに至る−であなたにまだ知られていないリスニングの経験を与えます。」

 

V15TYPE3

 

 

 ♪やはりジャズには

 

 やはり、ジャズにはV-15しかないと言えそうです。音離れの良さ、シンバルの乾いた響き、あっさりとしていながら滑らかで、重くなりすぎない低音。まさに絶妙です。

 

 V-15を使い始めてからマランツやマッキンを意識しなくてもよくなりました。手持ちのSV-6とSV-3でもよく鳴ってくれます。針圧は上限に近い1.2gにセットしています。軽針圧、ハイコンプライアンス型ですが私の好みで針圧をしっかりかけた音の方が滑らかに思います。

 

 反面、クラシックやポピュラー系にはややしっくりきません。ただし女性ヴォーカルは、これはこれで素晴らしい鳴り方をしています。ジャズ以外にはやはりSPUがベストマッチなのでしょう。レコードを聴く以上は、SPUとV-15の使い分けは必要でしょう。

 

V15TYPE3

 

珍しい白文字

 

V15TYPE3

 

針先は十分残っています。

 

V15TYPE3

 

 

 

>>いまヤフオクで出ているV15TypeV

 

 

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